金投資を知りたいなら、「金の三銃士」のコラムを読むべし!

金のおススメコラム

私が金投資をスタートしたのは2003年ですが、
当時は国内金価格が1g 1,500円前後をゆらゆらしていた時代。

金はほとんど注目もされておらず、
私も金の積立を始めたはいいものの、
放置しているような状態でした。
(積立はそれで合っているのですが・・)

しかし、金価格が年々きり上がっていくのを見て、
金についての私の関心の度合いも上っていきました。

そんな中で、私が金について長年情報をとっていた「金の三銃士」がいます。

なんで三銃士かというと、
特に理由はありません(笑)

三巨塔でも、三羽ガラスでもいいのですが、
三銃士というとなんかかっこいいので、敬意を込めて「金の三銃士」と勝手に読んでいます。

これから金投資を始めたい人には、ぜひこの三方のコラムをおススメします。

1. 豊島逸夫 氏

豊島逸夫事務所代表。
1948年、東京都生まれ。一橋大学経済学部卒(国際経済専攻)。三菱銀行(現三菱UFJ銀行)を経て、スイス銀行で外国為替貴金属ディーラーとして活躍。2011年9月までワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)の日本代表を務める。独立後はチューリッヒやニューヨークでの豊富な相場体験と人脈をもとに、自由な立場から金市場や国際金融、マクロ経済動向について情報発信を行うとともに、“金の国内第一人者”として金投資の普及に尽力。投資の初心者にも分かりやすいトークや文章にファンも多い。得意分野はスキー系、鮨スイーツ系、温泉系。

(三菱マテリアルのサイトより)

日本における金の第一人者といってよいでしょう。
私が2003年から欠かさずコラムなどをチェックしていたのが豊島氏です。
実は、2003年に初めて金のセミナーを聞いたのも豊島氏でした。

豊島氏は初めてセミナーを聴いた当時から、内容がわかりやすかったのを覚えています。
元々はトレーダーでしたので、本来であれば専門の用語でしゃべる方が得意なのだと思いますが、
私たち素人向けには易しい口調で、かつ、金のストーリーなども交えて語ってくれるので、金に親しみをもつきっかけを作ってくれた人でもあります。

2003年当時の豊島氏のセミナーは、参加者も閑散としていたのですが、
(私としては身近な存在でうれしかったのですが)
2010年以降のセミナーでは、広い会場が満席になってしまうくらいでした。
今も経済系のメディアでは頻繁に出演しています。

コラムでは、金を通して世界の動きを語ってくれるので、世の中の流れと金価格がリンクしていることもよくわかります。

私がいつもチェックしているのがこちらです。

豊島逸夫の手帖
Twitter

2. 亀井幸一郎 氏

金融・貴金属アナリスト
中央大学法学部卒業。
山一證券に8年間勤務後、87年投資顧問会社で日本初のFP会社MMI入社。
92年ワールド ゴールド カウンシル(WGC/本部ロンドン)入社。
企画調査部長として経済調査、世界の金情報の収集、マーケット分析、国内市場調査に従事。
98年アナリストとして独立開業。
2002年マーケット・ストラテジィ・インスティチュート代表取締役。

(豊商事株式会社のサイトより)


亀井氏は豊島氏の友人でもあります。
2005年から書かれているブログ「金がわかれば世界が見える」は、金市場を理解する上でとても参考になります。
豊島氏よりも、やや金価格にフォーカスをしており、書き方も玄人向けな内容なので、投資初心者の方にはやや難しく感じるかもしれませんが、金のマーケットがどういう要因で動いているのかを理解するには大変勉強になります。

コロナ禍での昨年2020年に出版された下の書籍
通貨の凋落で金急騰がはじまる
は、これから金投資を始める人にとってはオススメです。

金がわかれば世界が見える

3. 池水雄一 氏

一般社団法人日本貴金属マーケット協会代表理事。貴金属スペシャリスト。

1962年兵庫県生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒業後、住友商事入社。貴金属部に配属され、ゴールドとの付き合いが始まる。トレーダーとして、住友商事、 Credit Suisse、三井物産で活躍。2006年にStandard Bank東京支店副支店長、2009年に同東京支店で支店長に就任。2019年9月より現職。一貫して貴金属の取引に従事、マーケットに関する執筆や講演も数多くこなし、ゴールド、シルバー、プラチ ナ、パラジウムのマーケットに関しての生きた情報を常に発信している。

趣味はウルトラマラソン、トライアスロンというアスリート。

(三菱UFJ信託銀行のサイトより)

亀井氏と同じく、豊島氏の友人でもある池水氏。

貴金属全般に精通されており、
2019年に一般社団法人・日本貴金属マーケット協会(JBMA)を立ち上げ、
貴金属全般、特にプラチナをメインに情報発進に努められています。

プラチナは昔から投資におけるマーケットがそれほど大きくなく、情報もほとんどありませんでした。
JBMAではプラチナの採掘から末端のマーケットにまで幅広くかなり貴重な情報を提供してくれているので、本当にありがたい存在です。

プラチナは、環境問題における代替エネルギーの一つとしての水素エネルギー生成に必要とされる貴金属ですので、これから特に注目が上がっていくと思われます。
私もプラチナは投資対象として比重を置き始めていますので、
三方の中で今一番チェックをしているのが池水氏です。

池水雄一の貴金属講座(三菱UFJ信託銀行)
一般社団法人日本貴金属マーケット協会(JBMA)

4. 私のオススメ


三方とも素晴らしい専門家ですが、
全員のコラムを読むのも大変ですよね。

私のおススメとしては、
まず、
金投資の初心者は豊島逸夫氏のコラムから読み始め、

より深く金のマーケット動向を学びたいなら亀井幸一郎氏のコラムを

より深くプラチナのマーケットを知っていきたいなら池水雄一氏のコラムをオススメします。