オリックスの株主優待が毎年すばらしい件

オリックス株主優待

今回お伝えするのは「オリックス」です。
個人投資家に人気の高い、日本を代表する株主優待銘柄で、
私も株主優待銘柄として長く保有している株です。

1. オリックスが人気のある理由


オリックスの優待は「ふるさと優待」という名の商品カタログ優待です。
2021年3月末で100株を保有している株主に下のカタログが送られました。

オリックスの株主優待の魅力の一つが、
100株だけで優待の対象となるということです。
これは嬉しいですね。
ただし100株を超える株数を持っていても優待がさらにグレードアップするわけではないので注意

要は100株が一番お得だということです。
この中からひとつ、欲しい商品を選ぶことができます。


どうですか?

けっこう質が高くありません!?

こんなにたくさんの種類から選ぶことができるんですよ!

おそらく金額的にみたら5,000円〜6,000円くらいの価値のある商品カタログかと思います。


メインは日本全国のグルメですが、
フードがいらない人のために、日用品や家電製品などもあって、
選ぶのに本当に迷います。
これ、選ぶだけでもめちゃくちゃ楽しい!!



実は上のカタログは一部で、これ以外に、
オリックスが保有するホテルに優待価格で泊まれたり、
オリックスレンタカーが基本料金30%オフで借りられたり、
オリックスバッファローズの試合チケットが優待価格で買えたりする「株主カード」も付いています。

私はこの「株主カード」を使ったことはありませんが。

2. オリックス株の本当の魅力は「優待利回り+配当利回り」の高さ



株主優待は「第2の配当」と言われることがあり、
優待を金額に換算した「優待利回り」で価値を計算することがあります。

たとえばオリックスの場合(株主カードは省きます)、
商品カタログの価値が5,000円とすると、
今日(8月13日)の株価が2,088円なので、
オリックスの優待利回りは

5,000円 ÷ 2,088円 × 100株 = 2.4%

となります。
年2.4%の利回りはとても魅力的ですが、
実はオリックスは配当金が高いことでも有名です。
今年の年間の配当金は、1株あたり78円ですので、
単位株100株だと年間で7,800円もらえます。

ですので株主優待と配当を合算した利回りは、

(5,000円 + 7,800円) ÷ 2,088円 × 100株 = 6.1%

と非常に高い利回りになります。
ちなみに、200株持っていると配当は当然2倍になりますが、優待内容は変わりませんので、

(5,000円 + 15,600円) ÷ 2,088円 × 200株 = 4.9%

300株だと、

(5,000円 + 23,400円) ÷ 2,088円 × 300株 = 4.5%

と、配当利回りは落ちていきます。
ですので、オリックスは100株の個人投資家に一番優しい優待株です。

オリックスにはぜひこの素晴らしい優待制度を続けてもらいたいものです。

金投資と株主優待

金投資と株主優待

2021年8月13日