金価格は1700ドル台へ下落!?ここから金価格は下がっていくか?

昨晩、国際金価格が1870ドル代から今朝24日に1835ドルに下落。

節目のラインである200日移動平均線に到達しました。

金価格2020.11.24


そして24日夜には、200日移動平均線を下に抜けて1800ドル台へ。

11月8日まではまた上昇していくか?という流れでしたが、
ファイザーのニュースで頭をガツンと叩かれ、
かつ、昨日は米国の経済指標PMI(購買担当者景気指数)が予想よりも良かったこともあり、ドルは上昇、金は下落となりました。

1835ドルが1つの抵抗線とみていましたが、
1835ドルより下がると、今日で一気に1800ドル台までいきましたね。

それでは今後、金価格が下がり続けるでしょうか?

私個人の考えでは、
200日移動平均線を下回る日が続くと、中期的には下落局面となる可能性はありますが、
またすぐに200日移動平均線の上に戻ってくるのではないかと私は予想しています。

一つは、ワクチンのニュースが出たとはいえ、世界で感染者が急増していること。これは経済的にはかなりダメージが大きいゆえ、
これからさらに国債を発行し、お金をさらに刷ってばらまくだろうと思っています。
お金は刷れば刷るほど価値を失い、
逆に金(ゴールド)の価値は上がります。

もう一つは、金価格が下がってくると、安くなったところで買いたい投資家がたくさんいます。
新型コロナになって、欧州の富裕層、欧米の年金基金などが資産クラスの一つとして金を取り込み始めています。

ですので、こういう下落局面こそ金を仕込むチャンスだと思います。